二分割構図とは?リフレクションが映える写真のコツ

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水平線や地平線をきれいに写す二分割構図。

この記事では、二分割構図について撮り方や作例写真を交えてご紹介します。

ほかの構図については以下の記事で解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。

目次

二分割構図とは

二分割構図は、写真を上下もしくは左右に均等に分割する構図です。

分割した線の上に水平線や垂直線を合わせることで、全体のバランスがよくなり、写真に安定感が生まれます。

とても簡単に、スッキリとまとまった写真が撮れるので、初心者にもおすすめの構図です。

二分割構図の作例写真

水平線や地平線を生かして撮影できる二分割構図は、海や山・空などの風景を撮影するのにうってつけの構図です。

水平線を境に、砂浜と青空が均等に分割されています。

上下の色合いが対照的であることもポイントです。白い砂浜が、青空を美しく引き立てています。

写真の中央を境界線に、上下に二分割されています。

お花と青空のバランスがよく、ひまわり畑の奥行きも感じられます。お花畑は上下の対比を出しやすく、キレイに分割できるので、初心者でも挑戦しやすいでしょう。

上半分は明るく、下半分は暗く影になっているのが印象的な写真です。

先ほどの砂浜やひまわり畑の写真と違って、分割の境界線は直線ではありませんが、明暗を使い分けることで二分割され、メリハリが生まれます。

こちらは、リフレクション(反射)をいかした二分割構図です。

建物の明かりや人のシルエットが地面に反射し、写真の中央を境に上下で分割されています。さらに、上下対称にすることで、まるでウユニ塩湖の水面にシルエットが映っているような、幻想的な表現が可能です。

こちらは、左右を斜めに分割した写真です。

境界線は直線ではありませんが、左右の比率が均等になるよう分割されています。画面いっぱいに紫陽花が写し出されたシンプルな写真ですが、左右の色の対比を出すことで、ぼんやりとした印象を感じさせません。

二分割構図を撮影するポイント

二分割構図は、誰でも挑戦しやすいシンプルな構図です。以下のポイントを押さえることで、よりバランスのとれた写真に仕上がります。

  1. 水平を意識する
  2. 均等に分割する
  3. 対比を明確にする

二分割構図で一番重要なのは、水平をとることです。

水平がとれず、写真が傾いてしまうと、安定感が一気に失われます。デジタル一眼カメラの場合、画面に水準器やグリッド線を表示する機能を活用するのがおすすめ。

上下・左右の比率は、なるべく均等になるよう意識しましょう。分割する境界線は、必ずしも完ぺきな水平線・垂直線でなくてもOKですが、分割の比率を均等にそろえることで、写真全体のバランスが整います。

また、対比を明確に出すことも重要です。

色の明暗や濃淡、光や影を使って対比をしっかり出すことで、メリハリの効いたインパクトのある写真が撮影できますよ。

二分割構図で撮影してみよう

何気ない風景も、二分割構図を意識することで、誰でも上手に撮影できます。複雑な構図ではなく覚えやすいのも、初心者に嬉しいポイントです。

旅先での風景撮影や建物の撮影など、さまざまなシーンで活用できるので、「いまいち写真がきれいに撮れない……」とお悩みの方は、ぜひ取り入れてみてください。

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