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カメラ初心者必見!写真の構図における基本的な考え方とテクニック

2022 10/10
写真ハウツー
2022年10月10日

カメラの設定は間違っていないはずなのに、撮影した写真がなんだかしょぼく見えたり、イメージした写真にならなかったりしたことはありませんか?

その原因は、もしかすると写真の「構図」にあるかもしれません。

撮りたいものを撮りたいように撮ることは写真を楽しむ上で大切なことですが、SNSでいいねをもらえるような上手な写真にするためには、構図が重要になってきます。

この記事では、写真レベルをグッと上げてくれる基本の構図やテクニック、そして構図の勉強で参考にしたい書籍などをご紹介します。

目次

「魅力的な構図」の考え方

撮影前に決めることが多い構図ですが、見たひとの心を刺激する「魅力的な構図」とは一体なんなのでしょうか。

まずは構図選びの際に覚えておきたい基本的な考え方をご紹介します。

メインの被写体が明確である

写真として優れた構図は、メインの被写体がはっきりとわかります。

具体的にいうと、写真を見たときに「一番に伝えたい部分はどこか?」を説明しなくてもわかる状態です。

女性が被写体
空間全体が被写体

ポートレート撮影で人物が大きく写った写真と、背景を含めた引きの写真では、受ける印象がまったく違いますよね。

構図を決める際は、撮影する範囲(画角)に注目しながら「この写真で一番に伝えたい部分がどこか?」という問いを自分へ投げかけると良いでしょう。

無駄なものを詰め込まない

芸術やアートの分野は「引き算の美学」で構成されています。

魅力的な被写体がたくさんあると、どうしても構図内に収めたくなるものです。しかし、あれこれと詰め込んでいては写真のまとまりが生まれず、全体的にごちゃごちゃした印象を与えます。

大切なのは、メインの被写体と引き立て役であるサブの被写体を上手に使い分けること。必要のない被写体は思い切って構図の外へ出すことで、魅力的な構図へと近づいていきます。

試行錯誤の果てにあるもの

経験のない被写体を前に、一発でビシッと構図を決められるフォトグラファーはなかなかいません。写真というのは何度も構図を練り直し、試行錯誤した果てに完成するものです。

自由に移動できる場合に限りますが、撮影するシチュエーションを変えたり、カメラと被写体の位置を動かしたりすれば、おのずと構図にも変化が表れます。

撮影していて「何かが違うな……」と感じたら、何度も配置を変えながら納得できる構図を探してみましょう。突き詰めた先に魅力的な構図が待っているはずです。

写真レベルが上がる構図テクニック10選

カメラ初心者は、そもそもどんな構図が良いとされているのかわかりませんよね。しかし心配は無用です。

写真には、魅力的に写すための基本的な構図やテクニックが存在します。プロアマ問わずよく使われている構図を10種類ほど紹介するので、これから写真を撮るときの参考にしてみてください。

もし、構図の名前が覚えられなくても「どうしてこの構図が魅力的なのか?」という点に注目してみると、写真をレベルアップさせるヒントにつながるかもしれません。

日の丸構図

日の丸構図は文字通り日本の国旗をイメージしていて、中心の赤丸部分に被写体を配置する構図。

構図としてはとてもシンプルなので、何を一番に見せたいのかが伝わりやすいです。

日の丸構図は、正方形で表示されるInstagramとの相性がバツグン。インスタ映えする被写体を見つけたら積極的に日の丸構図を狙っていきましょう。

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二分割構図

二分割構図は、画面を縦あるいは横に二分割し、被写体同士の境目をつくる構図です。

上記画像のような街並みや、自然の風景などのシーンでよく見かけます。撮影する際は、水平軸が斜めにならないように調整することがポイント。

特に遠景の場合、水平が傾いているとグラグラして不安定な印象を与えてしまうので、注意が必要です。

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三分割構図

三分割構図は、二分割構図と同じ要領で画面を三分割し、分割した交差点上に被写体を配置する構図です。上記写真の場合は、浴衣を着た女性と奥の金閣寺が交差点上に配置されています。

被写体が画角の中心から外れることで空間が広がり、撮影した場所の雰囲気まで写すことができます。どんな被写体にも使える構図なので初心者におすすめです。

カメラのグリッド機能を使えば構図が決めやすいので、日の丸構図とあわせて積極的に使っていきましょう。

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トンネル構図

トンネル構図は、メインの被写体を囲うように前景を配置する構図。

まるでトンネルから奥を覗き込んでいるかのように見たひとの視線を誘導できるため、被写体をグッと際立てることができます。

トンネル部分の前景はF値を調整してボケを出したり、被写体との明暗差を付けたりすると差別化できて良い構図になるでしょう。

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額縁構図

額縁構図は、写真の画角を遮蔽物で囲んで額縁を疑似的につくりだす構図です。

枠に囲まれただけなのに、美術館で絵画を眺めているような気持ちになりますよね。額縁構図は窓を含めた外の景色の撮影によく用いられます。

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放射線構図(消失点構図)

放射線構図は画角のなかで消失点を設定し、点に向かって写真全体の線が集中していく構図です。

写真を見たひとの視線が手前から奥の消失点へ向かっていくことで、視線誘導ができます。上記写真は広角気味ですが、圧倒的な奥行きの描写が空間をギュッと閉じ込めていますよね。

鉄道や高層ビルといった奥行き感を出したい被写体のときに意識してみると良いでしょう。

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対角線構図

対角線構図は、画角の対角線上に被写体を配置する構図です。

放射線構図と同様に対角線で見たひとの視線を誘導します。奥行きを表現することもできて、写真全体のバランスがとりやすいのも特徴のひとつ。

撮影する際は、余白を意識するとゆったりした印象を与えられます。

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三角構図

三角構図は、写真のなかに三角形のシルエットをつくりだす構図です。

下から上へ向かって被写体を絞っていくことで、どっしりと構えたような安定感を生みます。落ち着きのある印象を与えたいときに効果的。

三角構図を作りたいときは大きな建物を見上げてみると良いでしょう。

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シンメトリー構図

シンメトリー構図は、左右あるいは上下が対称になっている構図です。完璧なシンメトリーは見るひとの目を魅了します。

撮影するときは、ファインダー内でしっかりとバランスが取れているかどうか確認することがポイント。

シンメトリーになる被写体は「水面にリフレクションした風景」や「神社にある鳥居」など、探してみると案外たくさんあります。

アルファベット構図

アルファベット構図は、「S」や「C」などのアルファベットを意識した構図。

オーソドックスな「S」の構図は、写真のなかに動きや遠近感を演出することができます。曲がりくねった道路でよく見かけますよね。

道を辿っていくような奥行き感を出したいときは、アルファベット構図を探して撮影してみてください。

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写真を印象的に見せるテクニック

基本の構図テクニックを頭に入れたら、あとは何を被写体にどう撮るかが課題。

冒頭でお話した魅力的な構図にするための要素に加えて、印象的な写真に仕上げるためのヒントを考えてみました。

視線を低く/高くしてみる

普段の生活で僕たちが目にしているのは、150~180cmくらいの高さでしょうか。

その視線を思い切って低く、あるいは高くしてみると、新鮮な景色が広がっているかもしれません。正面から見た女の子より、俯瞰で見下ろした女の子の方が上目遣いになって可愛く見えるのが良い例です。

カメラを構えたときは、いつもと違う視線の高さで撮影に挑んでみましょう。

前ボケを利用する

ボケを出すのが背景だけだと思っていませんか?

構図探しの時点で画角の外へ出そうとしていた雑草も、ボカしてみると不思議と良い雰囲気を演出できたり、視線を誘導したりできます。

メインの被写体の前景をボカして撮影することを「前ボケ」と呼ぶので、構図と一緒に覚えておきましょう。前ボケは雰囲気のある写真を撮る際によく使われるテクニックです。

構図の勉強におすすめの書籍5選

ここまで構図の考え方やテクニックをご紹介してきましたが、「もっと本格的に勉強したい!」と考えているのであれば、やはり書籍がおすすめです。

さいごに、構図の勉強で役立つ書籍を5冊ご紹介します。画像をクリックするとAmazonの商品ページへ移動できますので、気になる書籍があったらぜひチェックしてみてください。

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写真がオシャレに撮れないカメラ女子のために、構図の基本的な考え方や、レンズの特性などをわかりやすく解説している本誌。

使っているレンズを知ることで、写真の写り方から構図を導き出すという初心者必見の内容となっています。作例やイラストが豊富で、見飽きることなく読み進められるので、小難しい話が苦手な方におすすめ。

表紙のキャッチコピーに「カメラ女子のための~」とありますが、もちろんカメラ男子が読んでも大丈夫です。

もっと写真構図のルールブック

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プロカメラマン・写真家の視点で書かれた本誌。「代表的な構図のおさらい」「カメラの機能と構図について」「構図の考え方とテクニック」「テーマ別の構図と撮影レクチャー」の4部構成となっています。

200枚もの作例があるので、具体的なイメージが浮かばない方でも理解しやすく、実践で役に立つ構図の基本を学ぶことが可能です。

前作「写真構図のルールブック」の第2弾ですが、本誌だけでも十分な知識を得られます。

写真は「構図」でよくなる!すぐに上達する厳選のテクニック23

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カメラ機能や技術の発達によって、オートで誰でも簡単に綺麗な写真が撮れるようになった時代。そんななかでもマニュアルのまま、カメラが行ってくれないのは構図決めです。

本誌では23のテクニックに重きを置いて、作例を交えながら「伝わりやすい構図」をつき詰めていきます。

レンズの絞りや、広角・望遠での撮影もがっつり入っているので、内容を真似するだけで写真が上達することでしょう。

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構図決めができるようになりたい初心者~中級者へ向けて、写真の表現力が上がるような構図の知識・テクニックを解説しています。

日常生活における8つのジャンルをピックアップしているため、撮りたい構図がきっと見つかるでしょう。「なぜこの構図が良いとされているのか?」という疑問についても詳しく書かれている一冊。

SNSで流行している構図についても言及されているため、写真の発信を頑張っていきたいカメラユーザーにもおすすめです。

写真が絶対にうまくなる構図力養成講座

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「絶対」と力強く書かれたタイトルが印象的な本誌は、「撮影の知識」「構図の鉄則」「Q&A」の3部構成となっています。

構図の枠を越えて撮影の知識から始まるので、カメラを始めたばかりの初心者でも読み進めることが可能です。第3部のQ&Aでは、これまでの振り返りを兼ねた構図のクイズが出題され、実際に知識が身についているかセルフチェックできます。

写真作品がありふれた現代だからこそ、個性的な写真を撮るための構図テクニックが学べる一冊です。

「ただ切り取るだけ」ではもったいない

せっかく良いカメラを持っているのだから、目の前の景色をただ切り取るだけではなく作品として残せるような構図で写真が撮りたいものです。

絶対の正解こそないものの、基本的な構図テクニックはどんなシチュエーションでも活用できます。写真の構図のレベルを上げたい方は、シャッターを切る前にどの構図が当てはまるのか思い浮かべてみると良いでしょう。

この記事でご紹介したもの以外にも構図はたくさんありますので、あなたの得意な構図を探してみてくださいね。

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