カメラ初心者を悩ませる「どのカメラを選べばいいのか」問題。
安くても数万、数十万円するカメラも珍しくなく、絶対に失敗したくない買い物です。
正直、どのカメラを選ぶのが正解かわからないですよね…
気軽に買い替えできないからこそ、最初のカメラは今後のカメラライフを左右する大切な選択です。買ってから後悔しないためにも、自分に合ったカメラを選びたいもの。
この記事では、初心者が失敗しないカメラの選び方をくわしく解説します。
カメラの選び方で大切な4つのポイント
カメラ選びをするときは、次の4つのポイントを意識しましょう。
まずは予算を決めておく
カメラの値段は、上を見たらキリがありません。
あらかじめ予算を決めておいて、予算の範囲内で自分に合ったカメラを選ぶのがいいでしょう。おおよその家賃を決めてから部屋探しをする感覚に近いです。
- エントリークラス(初級機)…~9万円くらい
- ミドルクラス(中級機)…10万円台くらい
- ハイエンドクラス(上級機)…20万円~くらい
クラスによってボディの素材や性能、値段などが異なります。
予算さえ決めてしまえば、カメラの選択肢をある程度しぼることができます。
撮りたいものを考えてみる
家電量販店やカメラ屋さんで聞くとほぼ必ず問われる「何を撮りたいか?」という質問。
カメラには、メーカーや機種によって得意な分野があり、撮りたいもの(被写体)に合わせて選ぶのが基本的な選び方です。
撮りたいものが決まっている場合は、おのずとカメラの選び方が定まるでしょう。
動物や子どもを撮るならAF性能が高いカメラ
動物園や水族館で写真を撮りたい。
子どもの姿を残したい。
そんなときはAF(オートフォーカス)性能が高いカメラがおすすめです。
動きが速くて予測不能でもピントをズバッと決めてくれます。
すぐにスマホへ送ってSNSでシェアするならWi-Fi・Bluetooth対応のカメラ
撮影した写真をSNSでシェアしたい人には、Wi-Fi・Bluetooth対応カメラがおすすめ。
スマホに写真を転送して、すぐにSNSへ投稿することができます。
室内取りがメインならセンサーサイズの大きいカメラ
部屋の中を撮影するミニマリストやおしゃれさんなら、センサーサイズの大きいカメラがおすすめ。
明るさが不足しがちな室内でも、写真を明るく撮影できます。
自撮りをするなら液晶パネルが回転するカメラ
思い出の記録やVlogなどの自撮りが目的なら、液晶パネルが回転するカメラがおすすめ。
自分の姿を見ながら撮影できるので便利です。
持ち運びのしやすさで選ぶ
外出先などでカメラを使う場合、持ち運ぶ必要があります。
カメラの大きさや重さ、取り出しやすさなど、構えて写真を撮るまでの動線がスムーズかどうかも、選び方のポイントといえるでしょう。
高性能&どっしりと安定感のある一眼レフカメラ
一眼レフカメラは、性質上ボディが大きく&重くなりやすいです。
持ち運び時はカメラバッグに入れますが、内容量を圧迫するためやや不便さを感じます。一方で、性能は軒並み優れていて、構えた際の安定感も良いでしょう。
持ち運びやすさと性能を兼ね備えたミラーレス一眼カメラ
ミラーレス一眼は小型&軽量なボディで持ち運び安く、性能も一眼レフに劣りません。
ストラップで首から下げてもそれほど負担にならず、街中でカメラをぶら下げながら歩いている人などもよく見かけます。
スナップで活躍するコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)
手のひらサイズの超小型なコンパクトデジタルカメラは、ポケットに忍ばせて運べる取り回しやすさがおすすめ。
一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラと比べるとやや性能が劣るものの、素人目に見てもほとんど差がないくらい高性能なコンデジもあります。
なんだかんだカメラの見た目は大事
「え、見た目?」と思うかもしれませんが、こればかりは声を大にして言わせてください。
カメラの見た目はとても大事です。とくに趣味でカメラを始めたい人は、どれだけ性能が良くても、カメラを持って出かけようと思えなければ宝の持ち腐れです。
カメラを持ち歩くときのテンションや熱量みたいなものってすごく大切だと思うのです。
僕はFUJIFILM X-T3のクラシックな造形が好きで、写真を撮る予定がなくても肌身離さず持ち歩いています
今のカメラはどれも性能がよく、大抵の撮りたいものは撮れるので、見た目でビビっと来るものがあればそれを基準に選んでみるのもいいと個人的に考えています。
カメラの選び方で注意したいポイント
カメラを選ぶときに注意したいポイントも解説します。
レンズ交換を考えてマウントを確認
カメラにはマウントの規格があり、対応しているレンズの種類が異なります。
CANONの「EF」やNikonの「F」など、レンズ名の最初についているアルファベットがマウントの種類です。
一眼レフやミラーレス一眼を購入した場合は、単焦点や望遠などの交換用レンズを買うことが多いので、対応しているマウントでどんなレンズが使えるかもチェックしておくといいでしょう。
また、マウントアダプターを使えば規格外のマウントにも対応できます。
カメラアクセサリーにかかるお金も視野に
カメラを始めるなら、アクセサリーの購入も検討しましょう。
主な例では、次のようなカメラアクセサリーがあります。
- SDカード
- カメラストラップ
- レンズフード
- レンズフィルター
- カメラバッグ
必須なものと必須でないものがありますが、カメラを続けていくならいずれは手にするものたち。
予算が許すのであれば、カメラと一緒に購入しておくのがおすすめです。
ときには悩み過ぎないことも大切
考えることがたくさんあるカメラ選びですが、悩み過ぎて選べなくなるのは本末転倒。
ときには、悩み過ぎないで思い切った決断をすることも大切です。
どうしても選んだカメラが合わないときは、持っているカメラを買い取りに出して、買取金額を補填して別のカメラを安く買うこともできます。
悩み過ぎてカメラを始められないパターンはもったいないので、清水の舞台から飛び降りる気持ちで選んでみましょう。
カメラ選びに迷ったらレンタルで試してみよう
ここまで「カメラの選び方」や「注意したいポイント」を解説してきました。
それでもまだ選び方に迷ってしまう人や、実際にいろいろなカメラを試してから購入したいという人は、レンタルサービスを使ってみるのがおすすめです。
GOOPASS(グーパス)は、1,500種類以上のカメラやレンズをレンタルできるサービス。
サブスクで返却期限がないので、気になるカメラをじっくり長く使ったり、自分には合わないと感じたら別のカメラと入れ替えたりという使い方ができます。
月額料金は一般的なサブスクに比べてやや高めですが、カメラを購入してから後悔するよりお試しできた方が失敗は少ないです
ランクに応じてレンタルできるカメラが異なるので、どんなカメラがあるのかをチェックしてみてください。
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