Instagramのような写真を中心としたSNSやデジカメの発展にあわせて、ビギナーでも一眼レフやミラーレスカメラを持つ時代になりました。最近では、レトロ感のあるフィルムカメラも人気が再燃しています。
そんな影響を受け、「僕(私)もカメラを趣味にしたい」と考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、そんな人たちにとって次のような悩みの種が生まれることも。
- カメラを趣味にするって実際どうなの?
- 何を撮ったらいいのかわからないし……
- 上手く撮れなくてすぐにやめちゃうのでは
この記事では、カメラを趣味で始めてから今では仕事にしている筆者が、カメラを趣味にしたい人に向けてカメラの魅力や楽しみ方を紹介します。
カメラを趣味にすると暮らしが豊かになる
カメラが趣味と聞くと、芸術的で高尚なイメージを持つ人がいるかもしれません。
「プロでもないのに街中でカメラを構えるのは恥ずかしい……」
「誰もが感動するようなすごい写真を撮らないと……」
今までカメラを趣味にしたいという相談を受けてきた中には、上記のような考えを持っている人がいました。
しかし、カメラは目の前で見たものを記録する道具です。
ゴールはプロのような写真を撮ることではありません。写真を撮る行為そのものを楽しめるようになれば、カメラが趣味として楽しめるようになります。
カメラ趣味による写真の楽しみ方
カメラを趣味にするとして、どうやって楽しめばいいんだろう?
そんな人は、次の考え方で写真を撮ってみるのがおすすめです。
- 日々の暮らしを撮る
- 誰かに見せるために撮る
いつもの暮らしを撮ってみる
一流の写真家になったつもりで、いつもとは異なる視点から暮らしを見つめてみましょう。
部屋の中を見渡してみると、一滴ずつ抽出されるコーヒー、何気なく置いている観葉植物、カーテンのすき間からのぞく斜陽、暮らしの中にはシャッターチャンスが山ほど眠っています。
いつも通り過ごしていて気が付かなかった日々を、カメラマンの視点から見てみると、新たな一面が見えてきます。
誰かに見せるために撮ってみる
撮影した写真を、誰かに見せる目的でカメラを趣味にしている人もいます。
身近な人でいうと、家族や親友、恋人など。もっと多くの人に見せたいのであれば、コンテストに応募したり、SNSでシェアしたり、写真展を開催したりと楽しみ方はさまざまです。
カメラを趣味にするメリット・デメリット
損得勘定で考えないのが趣味ともいえますが、カメラを趣味にすると得られるメリット・デメリットについて考えてみました。
- 芸術的な感性が身につく
- 大切な思い出を残せる
- 写真のためにアクティブになれる
- 趣味が仕事になることも
- SNSや友人とシェアできる
- 機材が高価
- 適切な保管が必要
- 天候に左右されやすい
- 操作に慣れるまで少し大変
- 壊してしまうリスクも
メリットの中でもとくに大きいのが、写真のためにアクティブになれることです。
もともと超がつくほどのインドア派だった筆者は、カメラを持ってから「休日はどこへ写真を撮りに行こうか」と外出することばかり考えるように。リモートワークの運動不足を補っています。
何を撮ったらいいかわからないときは…
カメラを買ったら、身近にあるものから撮ってみるのがおすすめです。
今日のお昼ごはんや、テーブルの上、ベランダの観葉植物など、部屋の中にはたくさんの被写体が眠っています。近所を散歩しながら、空や雲、猫など気の赴くままにシャッターを切るのもいいでしょう。
カメラで思い出を残すという側面では、親やきょうだい、恋人、友人など親しい間柄の人をモデルに撮影するのがおすすめです。
カメラ初心者は“レンタルでお試し”がおすすめ
カメラは安くても5万円以上する場合が多く、趣味としては高価な方なので、絶対に失敗したくない買い物です。
そんなときは、レンタルサービスを使っていろいろなカメラを試してみるのがおすすめ。
定額制でカメラを入れ替えられるGOOPASS(グーパス)は、約1500種類以上のカメラ・レンズなどから選んでレンタルできるサブスク方式のレンタルサービス。
いろいろなカメラやレンズをお試しする感覚で利用して、自分に合った機材を見つけたら改めて購入するのが良いでしょう。
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カメラを趣味にしたい人のよくある質問
最後に、カメラを趣味にしたい人から受けた相談の中でよくある質問をまとめました。
これからカメラを始めたい人の悩み解決のヒントになれば嬉しいです。