カメラ初心者に必要なものは?必需品・あると便利なもの

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カメラを始めたい!

……と思ったものの、いざ始めるとなると、何が必要なのかわからないですよね。

極論をいってしまえば、次の3つがあればカメラを始めることはできます。

  • カメラ
  • レンズ
  • SDカード

しかし、快適なカメラライフを楽しむためには、いろいろと必要なものがあるのです。

この記事では、カメラを始めるために必要なものを紹介します。

「絶対に買っておきたい必需品」から「あったら便利なアイテム」まで幅広く網羅しているので、何を買ったらいいかわからないカメラ初心者はぜひチェックしてみてください。

目次

カメラを始めたい!必要なものリスト

この記事で紹介している必要なものは、以下の通りです。

  • カメラ
  • レンズ
  • SDカード
  • ストラップ
  • カメラバッグ
  • メンテナンス用品
  • 防湿庫、ドライボックス
  • 予備バッテリー
  • 三脚
  • NDフィルター
  • ジンバル
  • ストロボ
  • 編集ソフト

撮りたいものや撮影スタイルによって必要なものは変わってきます。

初めから全てをそろえようとするのではなく、必要だと思ったタイミングで購入を検討するようにしましょう。

ここでは、以下の3つに分けてカメラマンに必要なものをご紹介します。

  • カメラマンは絶対に買うべき必需品
  • カメラアクセサリー類で必要なもの
  • 撮影スタイルによっては必要なもの

カメラマンは絶対に買うべき必需品

はじめにカメラマンが絶対に買うべき必需品を紹介します。

次の3つは、撮りたいもの・撮影スタイルに関わらずそろえておきたい必要なものです。

  • カメラ
  • レンズ
  • SDカード

金額感としても大きな割合を占めるものなので、しっかり吟味することをおすすめします。

カメラ

カメラを始める以上、カメラボディは必要なものに入ります。

機種レンズ交換特徴
一眼レフカメラ性能が高い一方で、ボディが大きく扱いづらい
ミラーレスカメラ性能と扱いやすさを兼ね備えた機種
コンパクトデジタルカメラ不可扱いやすさ◎だが性能は上記2種に比べると抑えめ

種類やメーカーもさまざまで、どのカメラを選んだらいいのか悩んでしまうことも。

PASHARIでは、カメラの選び方を4つのポイントに分けて紹介しているので、まだカメラを持っていない、これから買う方はこちらもあわせて読んでみてください。

レンズ

一眼レフカメラやミラーレスカメラは、レンズを交換することができます。

主なレンズのカテゴリーは、次の5つ。

スクロールできます
レンズ名焦点距離特徴
標準ズームレンズ24~75mmくらい初心者向けのキットレンズにも用いられる使い勝手のいいレンズ。
単焦点レンズ35mm、50mmなど描写力が高い一方で焦点距離(ズーム具合)を変えられないレンズ。
中・望遠レンズ中望遠:70mm~
望遠:200mm~
遠い距離を撮影できるレンズ。
広角レンズ~35mm広い範囲を撮影できるレンズ。
マクロレンズレンズによるピントを合わせるのが難しいが接写できるレンズ。

レンズを変えるだけで、写真の撮り方や構図がガラリと変わります。レンズ交換の手間こそかかりますが、そのレンズにしか出せない表現を楽しめるのが、カメラの醍醐味。

キットレンズでも多い標準ズームレンズ+望遠レンズ or 広角レンズを1本持っておくと、あらゆるシーンに適した撮影ができておすすめです。

SDカード

撮影した写真を記録するためには、SDカードが必要です。

SDカードの規格

  • SD
  • SDHC
  • SDXC

カメラによって使用できるSDカードの規格が異なります。

自分のカメラがどの企画のSDカードに対応しているかは必ずチェックしてから購入しましょう。

写真の保存枚数

JPEG 100%  = RAWデータとの圧縮率を1:10とした場合、保存できる写真の枚数は以下のようになります。

写真 – 圧縮(JPEG 100% 品質) データ

スクロールできます
メガピクセルファイルサイズ(MB)1GB2GB4GB8GB16GB32GB64GB128GB
4MP1.271514302861572211444228884577691552
5MP1.55721144228845779155183103662073240
6MP1.8476953190738147629152583051661032
7MP2.1408817163432696539130782615652312
8MP2.4357715143028615722114442288845776
10MP3.028657211442288457791551831036620
12MP3.62384769531907381476291525830516
14MP4.22044088171634326965391307826156
16MP4.81783577151430286157221144422888
22MP6.6130260520104020804161832216644

写真・非圧縮のRAW形式(24ビット/ピクセル)データ

スクロールできます
メガピクセルファイルサイズ(MB)1GB2GB4GB8GB16GB32GB64GB128GB
4MP12.0711432865721144228845769152
5MP15.057114228457915183136627324
6MP18.04795190381762152530506100
7MP21.04081163326653130726145228
8MP24.03571143286572114422884576
10MP30.0285711422845791518303660
12MP36.023479519038176215243048
14MP42.020408116332665313062612
16MP48.017357114328657211442288
22MP66.01326521042084168321664

参考・出典:sandisk.com

高画質な写真ほど容量が必要になるので、RAWデータで写真を撮影する場合は32GB程度のSDカードを用意すると良いでしょう。

また、カメラによっては、デュアルスロットといって2枚のSDカードを入れられる場合もあります。

1枚目のSDカードで保存できなかった場合のサブとして使えるため、複数枚持っておくと安心です。

SDカードの書き込み・読み込み速度

撮影した写真をSDカードへ保存する速度や、パソコンやスマホに取り入れる際の速度にも注目したいところ。動きの速い被写体を連写で撮る場合などは、書き込み速度が速いSDカードを使用しましょう。

  • 一般的な撮影……90MB/秒以上のSDカード
  • 連写等の撮影……150MB/秒以上のSDカード

上記の数値を目安に選ぶのがおすすめです。

必需品のカメラとレンズは、レンタルでの貸し出しもあります。

続くかもわからないのに高価な機材を買うのはちょっと……という方は、まずレンタルで試してみて、続けられそうだったら購入するやり方がおすすめです。

おすすめのレンタルサービスは、以下の記事で紹介しています。

カメラアクセサリー類で必要なもの

カメラ・レンズ・SDカードの必需品をそろえたら、カメラアクセサリーの必要なものをチェックしましょう。

  • ストラップ
  • バッグ
  • メンテナンス用品
  • 防湿庫・ドライボックス

カメラ・レンズの周辺で使用するカメラアクセサリーの中でも、とくに重要度の高いものをピックアップしました。絶対に必要というわけではありませんが、あった方がいいアクセサリー類です。

ストラップ

カメラを落とさないように装着するカメラストラップ。

首から下げる首下げタイプと、手首にかける手提げタイプの2種類です。

購入時に付属しているものから、おしゃれなデザインまでさまざまな種類があります。自分好みのデザインを選ぶほか、首や手首の負担が少ない広い面積のものを選ぶのがおすすめです。

バッグ

カメラを持って移動する際などに、安全に持ち運ぶためのカメラバッグ。

リュックタイプやショルダータイプ、トートタイプなどの種類があります。

普通のバッグと異なる点は、カメラやレンズを保護するクッションがあり、SDカードやその他のアクセサリーを入れることを想定したポケットがついていること。写真を撮りに行く人にはほぼ必須のアイテムです。

メンテナンス用品

カメラやレンズは、お手入れをすることで長く使えます。

お手入れに必要な道具がセットになったメンテナンスキットも販売しています。1つずつそろえるのが面倒な方はキットの購入がおすすめ。

撮影が終わった日にお手入れをすると良いでしょう。

メンテナンスキットの一例
  • ブロアー
  • クリーニングクロス
  • ドライ/ウェットシート

お手入れ自体は簡単なので、大切なカメラやレンズを長く使うためにもメンテナンス用品は買っておきたい必要なものです。

防湿庫

カメラやレンズを湿気から守る防湿庫。

レンズ内にカビやクモリが発生する原因にもなる湿気を除湿し、最適な湿度で保管することができます。

高温多湿な日本では、梅雨の時期に限らず防湿庫での保管がおすすめです。

ただし、防湿庫は数万円ほどの価格。

そこまで割く予算がないという方は、安価なドライボックスを使うと良いでしょう。

撮影スタイルによっては必要なもの

続いては、撮影シーン別に使いたい必要なものをピックアップしました。

  • 予備バッテリー
  • 三脚
  • NDフィルター
  • ジンバル
  • ストロボ
  • 編集ソフト

いずれも持っていると撮影の幅が広がったり、便利になったりする商品です。

撮影するために必要な場合や、予算に余裕がある場合はそろえておくことをおすすめします。

予備バッテリー

カメラを買うと、大抵はバッテリーが1個付属していますが、予備で持っておきましょう。

デジタルカメラの生命線ともいえる電力は、バッテリーから供給されます。バッテリー切れ=撮影できない事態になりますので、本体に入れる分+予備バッテリーで最低2個は持っておくのがおすすめです。

いざシャッターチャンス!というときに限ってバッテリー切れ……なんてことになります(実体験)

とくにミラーレスカメラは、電源を付けている間は常時液晶パネルが稼働しているので、バッテリーの消費が激しい傾向にあります。

純正のバッテリーが高いと感じる方は、サードパーティー製品でもOKです。

三脚

タイムラプスなどの動画や、被写体までの距離が遠い望遠レンズでの撮影、夜景の撮影といった手ブレしやすい環境下での撮影は、三脚を立ててカメラを固定します。

汎用性が高いので、カメラマンなら1つは持っておいて損しません。

三脚は脚を折りたたんだり収納したりして持ち運ぶため、折りたたんだ状態での大きさも選ぶポイントのひとつ。素材や雲台の種類によって使い心地も変わってきます。

NDフィルター

レンズに取り付けるフィルター。

NDフィルターとも呼ばれ、カメラに取り込む光の量を調節できます。滝の流れるようすを長秒露光で撮影する際などに用いられます。

少しテクニカルな撮影をしたい人におすすめのアイテムです。

ジンバル

ジンバル(スタビライザー)は、カメラを固定して手ブレを防ぐアイテムです。

カメラ内蔵の手ブレ補正とはレベルが異なり、まったくといっていいほど手ブレのない映像は感動もの。動画の撮影をする人には欠かせません。動画制作をしている人はもちろん、YouTubeでVlogをしている人などは持っておきたい1品です。

ストロボ

自然光やカメラ内蔵のフラッシュだけでは狙った光を演出できない。そんなときに使うのがストロボです。

カメラ本体に装着するものや、設置して使うものなどがあります。

テーブルフォトや物撮りなどのシーンでは、ストロボで光を当てることが多いです。価格はピンキリなので、まずはお手頃なものから試してみるのが良いでしょう。

編集ソフト

撮影した写真をレタッチするための編集ソフト。

代表的なものでは「Photoshop」や「Lightroom」などがあります。スマホの写真加工アプリで手軽に済ませるカメラマンも多いため、必須ではありませんが、幅広いレタッチが可能です。

必要なものは徐々にそろえよう

カメラや周辺機器にはさまざまなものがありますが、一度にすべてそろえる必要はありません

まずは、必需品の「カメラ」「レンズ」「SDカード」を持って写真を撮りに行きましょう!そのあとで「やっぱりこれ必要かも……」と思ったら、徐々にそろえていくのがおすすめです。

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